
国際青年会議所(以下:JCI)の国際大会「JCI世界会議」が、北アフリカ・チュニジア共和国の首都チュニスにて盛大に開催されました。11月4日から8日までの期間、世界120カ国から集まった若きリーダーや起業家達と地域課題・SDGs・リーダーシップをテーマに多くのセッションやフォーラムを通じて交流をしました。文化や考え方の違いを直に感じ、地域の枠を超えた新たな視点や行動のヒントを得る貴重な機会となりました。
仙台青年会議所(以下:仙台JC)からは後藤理事長をはじめとする11名のメンバーが参加しました。異なる文化や価値観に触れながら、参加が叶わなかったメンバーへ1つでも多くの気づきを持ち帰るべく積極的に学び、刺激に満ちた日々を過ごしました。
大会4日目に開催された「ジャパンナイト」では、日本への高い関心を各国のメンバーから肌で感じることができました。また、日本の各地会員会議所のブース出展に関し各国メンバーからの質問などを受ける場面もあり言語の壁を恐れず積極的な交流を深めながら写真や握手を通し友情を育む機会を作ることができました。
また、日本青年会議所(以下:日本JC)に出向中の菅原 啓太 君をはじめとする出向メンバーも、慣れない土地での苦労を乗り越えながら、活気ある設えを実現し、世界中のメンバーに感動と強い印象を与えることができました。日本JCが世界において大きな存在感を示し、リーダーシップを発揮していることを改めて感じる機会となりました。
最終日の解団式では、JCI会頭・下山田 敬介 君が「国際交流に多くの時間を費やし、駆け抜けた1年だった」とスピーチがありました。
12月までにさらに2カ国を訪問し、計73カ国を日本JCの代表として歴訪する予定。「その経験を自らのLOM、そして日本各地のLOMに還元し、地域と国のために行動する」と力強く誓われました。
そして、次年度から慣れ親しんだJCIロゴマークの変更が承認され、シニアメンバーの間で複雑な思いもある中、現役メンバー自身の決断が、「青年の、青年による、青年のための団体」であることを改めて示すものとなりました。
2011年度JCI会頭 原田 憲太郎 先輩からは「Boys and girl‘s be ambitious 大志を抱け」との激励があり、既存の枠にとらわれず自由な発想で地域、日本、世界をより良くしていくことへの期待が込められました。
最後に、2027年度の名古屋での世界会議、2026年度のASPAC新潟大会、JCIアカデミーに向けて共に頑張ろうという呼びかけで式が締めくくられました。
本大会を通じて得た多くの学びをLOMへ持ち帰り、より良い運動として展開して参ります。














