
9月6日(土)、7日(日)東北青年フォーラムin秋田が「継往開来~結い 未来さつなげ~」のスローガンのもと開催されました。
「どうする!?東北~一人ひとりの行動が地域の未来を創る~」と題して、メインフォーラムが行われました。第1部では、特別講師にロバート・キャンベル氏を迎え、館長を務めるせんだいメディアテークでの取り組みを中心に「外から見た"東北の底力"」についてご講演いただきました。第2部では、テレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」など数々の話題作を手がけたディレクターの高橋弘樹氏をファシリテーターに、ロバート・キャンベル氏、秋田出身タレントの加藤夏希氏、東北初の地方創生を実践する起業家の齊藤良太氏、日本青年会議所東北地区協議会会長の栁沼勝恵君をパネリストとして「地元を誇りに。世界と繋がる、東北の生き方」のテーマのもとパネルディスカッションが行われました。アメリカのニューヨークタイムズで取り上げられた「盛岡市」や秋田犬の「ハチ公」など地元の人が魅力だと感じてないものが、外から見れば魅力だと感じることなど、消滅可能性自治体が全国最多となっている東北地区が、伝統を受け継ぎながら、これからも発展し未来へつなぐためのアイディアが多く出され、大変学びの多い時間となりました。最後に登壇者全員で秋田県のポーズを作り、秋田のアピールをして締めくくりました。
株式会社Eight Japan様のセミナーでは、「JC卒業した後、何するの?~地域の課題解決に向けて~」をテーマに、西岡徹人氏、神代晃嗣氏による講演が開催されました。
西岡徹人氏は公益社団法人日本青年会議所2018年度会務担当常任理事を務められ、現在はSANSHOW GROUP社長としてSDGsを重視した経営をされています。仙台JCの第6会例会でもご講演をいただきました。
神代晃嗣氏は一般社団法人札幌青年会議所2017年度理事長を務められ、現在は平岸ハイヤー社長の傍ら、株式会社川見CEOとして地域やまちづくりに取り組まれています。
講演の中では、個人の力だけでは進まない課題も、協議会を設立することで行政や地域から話を聞いてもらえるようになる、という実例も紹介されました。
まちのために活動を続けるお二人のお話は、JC卒業後はもちろん、すぐにでも取り入れたいと思える大変参考になる内容でした。
AWARDS TOHOKU 2025 授賞式では、昨年度笑顔溢れる子どもの未来創造委員会が実施した「笑顔で繋ぐ世界への架け橋~Future Leaders EXchange program~」の事業を菅野麻那君が審査員に向けてプレゼンテーションし、事業褒賞部門優秀賞を受賞しました。またノミネートされた他のLOMの事業を知ることで、今後に展開する活動への着想を得ることができました。
大懇親会ではきりたんぽ鍋などの秋田名物の食事、秋田の日本酒、秋田JC竿燈会による竿燈実演、秋田にゆかりのあるゲストとしてお笑い芸人「ハナコ」さんのコント、モノマネタレント「だしおさん」によるMr.Childrenなどのモノマネが行われ、非常に盛り上がりました。秋田の魅力に触れて、東北のLOMとの交流ができ、大変貴重な機会となりました。
東北地区協議会には直前会長の菅原啓太君、総務広報委員会委員長の和久未明君をはじめとする仙台JCのメンバーが出向しております。大会の運営で活躍する姿は頼もしく、今後の仙台JCでの活躍も楽しみです。
この大会で得た学びをもとに、東北地区の発展に向けて、より一層メンバーの絆を深め、今後も地域の発展に向けた事業を展開して参ります。





